2014年3月9日日曜日

近々、ボーカロイド・デビュー ・・・なるか?

今日(日付が変わってしまいましたので「昨日」が正しいかな)、新しいギターピックを買いに、いつもの楽器屋さんに行って来ました。ギターケーブルとしてAnalysis Plus社製Yellow Oval Instrumentを導入したことと、モニター用ヘッドフォンにSONY MDR-CD900STを導入したことは以前書いた通りです。この2点が大きかったのでしょう、ギターピックの材質や形状によって音が物凄く変わることに気づきました(今更ですが)。そこで、ちょっと試してみたいピックがあったのです。

…というのは本当は、楽器屋さんに行く口実にすぎません。

今日は、審判の日(笑)スタッフさんの「録れコン」作品を聴かせて頂くのが、お店に行った本当の目的(笑)

M店長の作品(オリジナル作品)、曲もすげー良いし、歌詞も良い(←商品価値を持つ位のクオリティだと思います、マジで)。人生の一大イベントの際にこの歌を贈られた御友人、さぞ感動したでしょう。タダの余所者に過ぎないワタシが聴いても、ホロッと来る詞、そして曲です。すごいよ、M店長!

Hさんの作品はボーカロイド作品でした。ネット上でよく見かける(聴きかける?)音源って、いかにも人工的な合成音声が多いのですが、Hさんの作品はかなり自然な歌声。少しだけクセのある歌い方をする上手いボーカリスト…みたいな。編集(ビブラート等)にも後加工(音量やリバーブ)にも色々と工夫されたとのことですが、生身の人間の歌声の代わりに十分使えるのではないか?というレベル。

今日審判を受けたのは、格の違いを見せつけられた、ワタシの方でした(涙)

・  ・  ・  ・  ・  ・  ・

…と、ここまでマクラでした(長いよ!→ワタシ)

◆ボーカロイドって?

御存知の方も多いでしょうが、むちゃくちゃ簡単に言えば「コンピュータに歌わせるソフトウェア」です。10年位前に発表された「初音ミク」と言えば、聞いたことがある方も多いでしょう。正直、アニメ声っぽい声質と萌え系のキャラクターイメージに躊躇してしまっていましたが、最近では非オタクな人々にも受け入れられてきているようです。

使い方のアプローチは、大きく分けて2通りあるようです。1つめは、人間の歌声の代用。最近は音声合成の技術論が確立してきて、かなりのレベルまで来ています。自分で歌うのはチョットなぁ…な人や、他人にボーカルを頼みにくい…という人を救うソフトと言えそうです。2つめのアプローチは、人間では難しい、コンピュータならではの歌い方をさせること。こういう意味では、表現の幅を広げてくれるソフトとも言えるでしょう。

ボーカロイドといえば、まずは「初音ミク」ですね。

ここ数年の間に、「初音ミク」以外の声の入ったライブラリが多数発売されました。男性の声も出てきています。でも、基本的にアニメ声っぽいものが多いようです。もっとロックでワイルドな兄ちゃんの声や、渋いオッサンの声、ムーディなオバサンの声とかが出てくれないものでしょうか? ワタシはそういう声が欲しいです。ムーディなオバサン声が出たら、「炎のたからもの」(ルパン三世 カリオストロの城)とか歌わせてみたいです。色っぽい御姉様の声なら、「恋に落ちて」(小林明子)とか。選曲がかなり古いですけど(笑)。

閑話休題。

このボーカロイド。以前はWindows版しかありませんでしたが、昨年Mac版が発売されました。ワタシはWindows用のDTM/DAWソフトとして数年前にSONAR X1を導入したものの、どうにも使いこなせていないので、これに加えてボーカロイドなんて…とハードルの高さを感じていました。が、Macの簡易DTM/DAWソフト・Garage Bandなら、まぁソレナリに使えています(「録れコン」にエントリーしても良いかなと自画自賛/笑/できるレベル)。Mac版ボーカロイドは、このGarage Bandを組み合わせて使えるとのこと。一気にハードルが低くなりました。

◆「録れコン」応募作品のボーカロイド版、というリクエストが・・・?

先述のHさんの作品。公式情報によると(笑)、使い始めてまだ日が浅いとのこと。それなのに、あのクオリティの高さ。「ワタシでも使えるカモ」とか勘違いしても許して貰えますよね?

で。そのHさんから、ワタシの「録れコン」応募作品のボーカロイド版のリクエストを頂いてしまいました。先日応募した作品ではボーカルは楽器の音で代用しましたが、ボーカロイドを使ってちゃんと歌わせたものを聴きたい、とのこと。

とすると。新たに作業が必要になるのは、ボーカルの部分だけ。ボーカロイドを買ってMacにインストールして、ボーカルの編集(と多少の調整)をするだけ。何か、めちゃくちゃハードルを低くして貰ったような気がします。「やってみても良いカモ」って、そう思います。色々ある声(ライブラリ)のどれを使うか、選定を始めようかな、みたいな。

…って、帰りに気付いたのですが(遅いよ!→ワタシ)、よく考えてみれば、Hさんはボーカロイドの伝道師でした。何だか、うまく踊らされているような、そんな気が…(笑)

「録れコン」への作品応募から始まった、甘い罠(なんちゃって)

まぁ面白そうだから、踊らされても良いかな、なんて思っていますけどね。さて、どうなることやら?

0 件のコメント:

コメントを投稿